先日行われた第80回ヴェネチア国際映画祭で惜しみない大絶賛を受け、最高賞である金獅子賞を見事受賞し、早くもアカデミー賞®最有力との声が鳴り響く映画『哀れなるものたち』。この度そんな本作を更に盛り上げるべく映画のTVスポットナレーションを、モデル、プロデューサーなど多岐にわたり活躍する指原莉乃さんが担当することが決定しました!
20代・30代の女性から絶大な支持を集める彼女は本ナレーションのオファーを受けたことについて「私でいいのかなっていう気持ちが正直あったんですけど、この映画のスタッフの方々がオファーをくださったということは私に出来るのは一生懸命やるのみだなと思って、すごく楽しみに引き受けさせていただきました!」と振り返ります。また、プロデューサーとしても活躍する指原さんですが、同じく本作にプロデューサーとして参加しているエマ・ストーンについては「畏れ多くて同じとは言えないですけど、こんな風になれたらかっこいいですよね。自身が出演する映画をプロデュースして、しかもそれが女性を励ましてくれる、勇気づけてくれるような作品で、素敵な人だなって思いました。」とリスペクトを込めてコメント。
本作ではストーン演じる主人公ベラが自分の意思で好奇心のままに自由に生きる道を歩んでいきますが、そのような生き方について「やっぱり我慢が多い世の中ですから、特に女性は抑圧を感じることがきっと多いと思うんですよね。なので、かっこいいなと思います。恥を知らない、トラウマもないという、0に戻って、一から成長できたらどんな自分になっていたんだろうってすごく考えますね。自由に生きるってすごく難しいことだと思うんですけど、世の中の女性が主人公のベラと同じように自由に羽ばたけたら最高だなって。」と彼女に共感しつつ回答。
また、“指原流”映画の楽しみ方を聞くと「これはマスト!っていうのがありまして、溶かしバターを大量にかけてもらった塩味のポップコーンです!昔は絶対キャラメル派だったんですけど、後輩の宮脇咲良に『私は絶対、塩味にバターをたくさんプッシュしてもらってびしょびしょになったものを食べます!』と言われて。えーって思いながらも食べたら美味しすぎてもう虜で!それ以来、必ずLサイズの大きいやつを買って、店員さんに『もうびしょびしょになるぐらいかけてください』ってお願いしてます。それを映画の前半で食べ終えて、後半はじっくり映画で感動するっていうのがルーティンになっています。」と後輩から“伝授”された独自のこだわりを披露。
最後は「前までは映画をほとんど見なかったし、映画館にもあまり行かなかったんですけど、20代後半になってからやっと、映画館めっちゃいいなって。 家にいるとついつい携帯見ちゃったりとかしますが、映画館だと集中するし没入感も全然違います。」と映画館での映画体験の良さを改めて推奨しました。