世界最弱のサッカーチームが起こした奇跡の実話をベースに『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督が独自の世界観とユーモアで描き出す感動のヒューマンドラマ『ネクスト・ゴール・ウィンズ』。いよいよ目前に近づいた日本公開にファンの期待も高まる中、本作を更に盛り上げるべく、スポット映像のナレーションを、バラエティ番組の司会や俳優業など多岐にわたって活躍しているオリエンタルラジオの藤森慎吾さんが担当することに決定!力のこもったナレーションが響き渡る3種のスポット映像が到着しました!
<元気編>では、「どん底でも仲間となら立ち上がれる」という藤森さんのナレーションとともに、トーマス・ロンゲン監督(マイケル・ファスベンダー)率いる米領サモアチーム、そして彼らを応援する人たちが喜びに沸く瞬間が映し出され、「みんなで元気になりまショータイム!」と彼らしい前向きなメッセージが送られています。
そして<ストーリー編>では、世界最弱チームと鬼コーチが互いを信じて勝利を目指す姿とともに「信じれば奇跡は起こる」というナレーションが添えられ、希望に溢れるスポット映像に仕上がっています。
「自分の出演している番組で予告を見てからすごく興味を持っていて、 ナレーションのオファーを聞いた時はめちゃくちゃ嬉しかったです!」とかねてより注目していた作品だったという藤森さんは、実際にナレーションに挑んだ充実感を感じながら、「この短い時間だけでも、予告を見てもらって元気になれそうな映像だったので、作品の魅力を伝える助けになれればいいなと思っています。」と映像の見どころとともにコメント。
本作は2001年のワールドカップ予選で史上最悪の0-31の大敗をした米領サモアチームの元に、悩みを抱えた鬼コーチ:トーマス・ロンゲンがやってくることで、チームメンバーも彼とともに成長していく物語ですが、藤森さんにとって自身の道しるべとなった指導者の一人はタモリさんだったという。「あの“チャラ男”の良さを見出してくれたのはタモリさんだったんです。下品だとか、みっともないって言われる中、唯一肯定してくれて、“もっとやれ。もっと伸ばせと、縮こまらずに。やれやれ。それがお前の良さだから”って言ってくれたのが、すごく自信になりました。周りから見たらダメって思われることでも、尊敬していたり憧れている人に言われると、すごい力になるなと思いましたね。」と憧れの大先輩から背中を押してもらえたことが自信につながったそう。
また、米領サモアチームのように、挫折を経験したからこそその先の新しい人生が開けていく物語にも共感をおぼえ、「挫折だらけでしたが、挫折があったから今があるな、とも思います。僕らはデビューがすごく調子が良くて成功からのスタートだったので、そこからの挫折は結構辛いものがありました。受け入れられない、認めたくない自分がいるんですけど、それでもちゃんと現実と向き合って、コツコツやっていかなければいけないんだ、と学べました。2度3度と挫折を味わいましたが、その度に学ぶことができたり、より自分が成長できたと感じます。」と自身の経験を振り返り、そんな時でも這い上がる秘訣については「自分でもがくこともありましたが、いろんな人に話を聞いてみたり、人を見て学べることを探したりもして、あらゆる局面で人に支えられて助けてもらえたな、と今とても実感しています。」と周りの人の支えへの感謝とともに、誰かと繋がり頼ることの大切さも挙げました。
「悩んだり落ち込んだり、絶望した時って孤独に感じてしまいますが、そんな時もやっぱりいつも人に助けてもらえた。だから、人を頼ることは全然恥ずかしいことじゃないし、自分で乗り越えられないことだらけで、“1人じゃない”というメッセージもこの作品には詰まっているので皆さんにも是非伝えたいです。」と本作があたたかなエールとなることも強調してくれました。