今年30周年を迎えるサーチライト・ピクチャーズが贈る新たなロードムービーの傑作誕生に、期待が高まる特報映像が到着!あわせて、デヴィッドとベンジーはがポーランドの空を見上げるティザービジュアルも解禁となりました。
解禁となった特報映像では、目的地であるポーランドのマイダネクへ向かう道中、列車の中でトラブルを抱えている様子の二人から始まります。キーラン・カルキン演じるベンジーは早口で列車内の車掌と遭遇しないよう作戦をまくし立て、後ろのデヴィッドはそれに付いていくのに必死。ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキンの実力者二人が抜群の“バディ”コメディセンスを炸裂させ、溢れるユーモアが感じ取れる秀逸なシーンに続き、フリデリク・ショパンの名曲を背景に、美しいポーランドの街並みが浮かび上がっていきます。祖母の死をきっかけに、数年ぶりの再開を果たした正反対の性格のデヴィッドとベンジー。ツアー旅行に参加する個性的な面々との交流や、美しさの影に波乱に満ちた歴史を隠すポーランドの地を巡る中、二人は一体何を見出していくのか―。
監督、脚本、製作、主演の4役を務めたアイゼンバーグは、かつて、自身の妻と共にポーランドへ旅行したことが本作製作のきっかけだと明かしています。彼自身、家族のルーツをポーランドに持ち「戦争がなかったら、私はここで暮らしていただろう。私の人生はどうなっていただろう?私は何者なのだろう?」と疑問を抱いたことから、ポーランドの歴史を巡る旅をテーマに映画を作りたいという気持ちが芽生えたのだとか。アイゼンバーグは、先日ポーランドの市民権獲得の意向を示していたことも話題になっており、本作で描かれるデヴィッドとベンジーの旅路は、アイゼンバーグ自身の物語を自らが紐解いたとも言えるでしょう。
本作では、アイゼンバーク監督の前作『僕らの世界が交わるまで』に続き、エマ・ストーンがプロデューサーのひとりとして名を連ねているのにも注目。タイトルでもある“リアル・ペイン=本当の痛み”が表す真意とは…?『リアル・ペイン~心の旅~』は2025年1月公開予定。今後の続報にご注目ください。