この度、第34回ゴッサム・アワードにて『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、ビジョナリー・トリビュート賞を受賞したティモシー・シャラメとジェームズ・マンゴールド監督。NYで行われた受賞式にシャラメとマンゴールド監督がそろって駆けつけ、会場を沸かせた一方、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、当時のディランの恋人であるスージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィ役を演じたエル・ファニングが助演女優賞を獲得!アメリカ映画協会賞で作品賞トップ10の選出されるなど、全世界で公開を待たれる本作が、賞レースの幕開けに相応しい結果を残しています。
20世紀最大の詩人・パフォーマーでありながら、今なお現役ミュージシャンとして舞台に立ち続ける“生きる伝説”ボブ・ディランを演じた、ハリウッド新時代のスターとして頂点に立つティモシー・シャラメ。シャラメは全身全霊を込めて若き日のディランを完全再現し、そのビジュアルだけでなく、全ての歌唱シーンを自身の声で歌い上げる圧巻のパフォーマンスを劇中で披露し、ディラン独特の鼻声も見事に再現。その演技が高く評価され、今回の受賞に繋がりました。
さらに、ボブ・ディラン本人もシャラメについてSNSで言及。「主演のティミー(ティモシー・シャラメ)は素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう。」と自身を演じたティモシーに対して絶賛の言葉を贈っています。
さらにこの度、本作の公開に先駆け、劇中にてボブ・ディラン役のティモシー・シャラメ本人が歌った「ライク・ア・ローリング・ストーン」と、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロとのデュオ「北国の少女」の配信がスタート!ティモシー・シャラメとモニカ・バルバロが見事に歌い上げた歴史的名曲を、公開に先駆けてチェックする貴重なチャンスとなっています。
ディラン初期の名曲「北国の少女」、2004 年にローリング・ストーン誌「歴代最高の500曲」No.1 に選出された「ライク・ア・ローリング・ストーン」の吹き替えなしのシャラメの歌声は既に世界中から絶賛されています。映画のタイトル“A Complete Unknown”は、「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞の1節。まさに”名もなき者“だった若きディランが、この歴史に残る名曲に至る、師や恋人との出会い、激動の時代の中で羽ばたいていく姿を象徴する重要な1曲です。今回のデジタル配信にあわせて、今にもその歌声が聞こえてきそうなジャケット写真も解禁されました。
また全米公開となる12月25日(水)には、映画のオリジナル・サウンドトラックがデジタル配信される予定(*収録曲未定)となっており、このサウンドトラックについてマンゴールド監督は、「私にとって、この映画の作り方はひとつしかなかった。それは、演じるアーティストたちに魂からなりきるため、滲み出るような才能と野心(と覚悟!)を持ち合わた俳優を起用すること。そして、そのアーティストたちが歌を歌わなければならなかった、あの世界を描き出すため、私たちはそのパワーや美しさ、荘厳さを決して差し替えず、むしろ祝い、称えたんだ。」とコメントしました。
【公開中シングル2曲情報】
1.北国の少女/Girl From The North Country (ティモシー・シャラメ&モニカ・バルバロ)
2.ライク・ア・ローリング・ストーン - ニューポート’65ヴァージョン/Like A Rolling Stone -Newport ’65 Version(ティモシー・シャラメ)
〇再生リンク https://acompleteunknownjp.lnk.to/ACM
「Girl From The North Country」Timothée Chalamet & Monica Barbaro (Performer) 00:02:05
「Like a Rolling Stone」Timothée Chalamet (Performer) 00:03:22
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』などの大ヒットメーカーかつ、『フォードvsフェラーリ』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』などの名作を送り出してきた名匠ジェームズ・マンゴールド監督が、20世紀最大のカリスマ、ボブ・ディランの栄光と苦悩が折り重なる“伝説の原点”をスクリーンに刻み込んだ本作。ボブ・ディラン本人も本作の製作に協力し、シャラメがプロデューサーとしても参加する全世界待望の映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年、賞レースの目玉になることは間違いありません。