この度、映画『リアル・ペイン~心の旅~』での神がかり的演技が絶賛されるキーラン・カルキン演じるベンジーを捉えた新画像が解禁されました!
今回解禁された新画像は、ツアーの最中、様々な表情を見せるキーラン・カルキン演じるベンジーの姿を中心に捉えたものとなっており、ツアースタートとなるホテルのロビーでデヴィッドと共にソファに腰掛けるシーンや、観る者の心に何かを訴えかけるような真剣な眼差しで前を向く姿が切り取られている他、列車の中で寝過ごしてしまった駅のホームを疾走するコミカルな一幕を切り取った画像も届いています。
キーランが演じるベンジーは、情熱的でチャーミング、自由奔放で人を魅了しますが、どこか危うさを合わせ持ち、アンバランスな一面も垣間見える複雑なキャラクター。難しい役どころでもありますが、キーランはそんな難役を見事に体現し、「カルキンは絶品!イライラさせられると同時に、限りなくチャーミング!!」(Polygon)「カルキンとアイゼンバーグは史上最高のコンビだ!」(Entertainment Weekly)といった絶賛評が世界中から集まっています。実は当初、自分自身がベンジー役を演じるつもりだったというアイゼンバーグも、「ベンジーがこの映画の本当の主役なんだ。キーランの素晴らしさのおかげで、ありがたいことに、観客は(映画を)観続けて(物語を)解き明かそうとするんだ。」と語っており、キーランの演技を絶賛!
昨年、TVシリーズ「メディア王 ~華麗なる⼀族~」のローマン・ロイ役で、第81回ゴールデングローブ賞®、第75回プライムタイム・エミー賞の主演男優賞をW受賞したキーランですが、本作での神がかり的演技に2年連続のゴールデングローブ賞®受賞や、アカデミー賞®ノミネートにも大きな期待が寄せられています。
しかし、当のカルキンはというと、本作の撮影直前に「メディア王 ~華麗なる一族~」の第4シーズン・最終シーズンを終えたばかりだったそうで「この映画の出演を断念するために全力を尽くした。」と主張するほど、本作への出演を渋っていたとか。しかし、アイゼンバーグが手掛けた脚本を読んでその考えが一転。「完璧だった。僕は何もする必要がなかった。」「深く考えたくないと思うほど、出来る。と思った。こんなことはめったにないんだ。」とすっかり脚本に魅了されたこと明かしています。ベンジーというキャラクターについても「彼はとてもカリスマ性があり、愛すべき存在だけど、同時に嫌われる存在でもある。僕の人生にもこういう人がいたんだ。」と分析しており、まさにハマり役と言える名演をスクリーンに刻み込みました。
キーランはNY映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でも助演男優賞を獲得する快挙を達成!第82回ゴールデングローブ賞®でも助演男優賞にノミネートされています。ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でトップ10映画にも選出、アメリカ映画協会賞でも作品賞トップ10に選ばれた『リアル・ペイン~心の旅~』は1月31日(金)より、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー。