2017年に結婚、【いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2020】にも選ばれるなど芸能界きっての仲良し夫婦として知られているタレント・俳優の小田井涼平さんと映画コメンテーターのLiLiCoさんご夫婦による、映画『ローズ家～崖っぷちの夫婦～』公開前トークイベントを開催しました！ともに人気で、揃ってMCを行うなど、パートナーシップの良さでも知られいる二人が、まさかの激しい夫婦バトルの映画イベントに登場！
小田井さんは早速「LiLiCoの旦那の小田井です」と挨拶して会場を笑わせました。壮絶な喧嘩技の応酬もたっぷりの本作を見た感想を聞かれると「テンポ感がものすごくよかったし、悲しいシーンのはずなのになぜか笑えたりするんです…でも一つ確実なのは、この映画は見終わった後に家族や友達と思わず感想を語りたくなる映画です」と力説。本作をお気に入りの作品というLiLiCoさんも「ラストが衝撃的なんです！これまでたくさん映画を見てきましたけど、『ウソでしょ！？』口が閉まらなかった」とその衝撃を明かしつつ「ちょっとイライラしている夫婦もこの作品を見ればスッキリします」と呼びかけました。
今回は、「ローズ家」になぞらえて赤を基調としたファッションで登場した二人。普段赤色の服を着ないという小田井さんは、赤いシャツとネクタイピンに白いジャケット姿を披露し「奥さんは赤い服を着ているのをよく見るんですが、僕はあんまりなくて…でも赤色を着るとテンションが上がるんですね」と笑顔。そんな小田井さんに対し「今日あなたのこと見てなかったわ」と発言して会場を笑わせたLiLiCoさんは「夫婦で登壇することがなかなかないので、新しい気持ちで秋を迎えたいなと思って新しく買いました」と真っ赤なジャケット姿を披露し、仲の良さを見せていました。
2017年に結婚、【いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2020】にも選ばれるなど芸能界きっての仲良し夫婦として知られている二人の出会いを聞かれると、LiLiCoさんが「この人と結婚するんだろうなという“勘”が働いたんです」ともともと鋭い“第六感”が働いたことを明かし、「燃え上がるような恋ではなく、まさにこの作品の夫婦と同じくビジネスライクな感じです」と語りました。そんな夫婦が長続きする秘訣を、結婚する前はあえて言葉にしないのが理想の夫婦と思っていたという小田井さんは「付き合い始めたときから奥さんがずっと『コミュニケーションを取ることが大事』って言ってるんですよ」と明かしつつも「でも『会話しないとわかんないよ！』と言われて、確かにその方が気持ちが通じるなと思いました」と実感。LiLiCoさんも「目を合わせて話し合うことが大事なんです」と小田井さんの目を見つめていました。
作中で離婚目前の夫婦がカウンセラーに「お互いが好きなところを10個挙げる」といわれたことにちなんで、今回は事前に聞いていたお互いの好きなところをスクリーンで披露。お互いの回答を初めて見た二人はその内容を思わず真剣な目で見つつも、「ポトフがおいしいところ」という小田井さんの回答にLiLiCoさんが「ポトフしか作れない人みたいじゃない！」とツッコミ。小田井さんはその理由を「奥さんが作るのはスウェーデン料理なので、どれも見たことないものばかりだったなかでポトフが出てきたときの安心感がすごかったんです！」と言うと会場からは笑いが。「女性の方は笑ってるかもしれませんが、男性はラタトゥーユとか知らないんですよ！パスタ風にアレンジしたそうめんが出てきたと思ったら『それパスタだよ』って言われたこともありますからね！」と再び観客を笑わせていました。
逆に小田井さんの好きなところを「変なプライドがない」と明かしたLiLiCoさん。「今日も最初の挨拶に『LiLiCoの旦那です』と自分から言うくらいですからね」というと観客も納得の表情。小田井さんは「ロケで地方に行くと『LiLiCoさんの旦那さんですよね！よろしく伝えてください』とめちゃめちゃ言われるんですよ。だったらもう旦那として認識された方がありがたいなって」と笑顔を見せていました。
作中では豪邸をめぐって“命懸けの夫婦喧嘩”が繰り広げられますが、もし離婚することになったら絶対に譲れないものを聞かれるとLiLiCoさんは「フィギュアとかは持って帰っていただいていいけどあとは何も渡さないね」とピシャリ。小田井さんも「自分で集めているフィギュアとかはもちろん…あと俺の『へその緒』も」と言うと観客もびっくり。結婚の際に義母から渡されたというLiLiCoさんも「私ももらったとき驚いたわ」と観客の反応に賛同していました。ちなみに、最近の夫婦喧嘩を聞かれると、自らを不完全人間という小田井さんは即座に「自分から先に言います。部屋の電気を消さない、玄関で靴を揃えない、昼まで寝てる…喧嘩になったら100%俺が悪い」と白状。
最後に、LiLiCoさんが「この映画を見て帰ったときはハグしたね」というと、小田井さんも「今日来た皆さんはこの後の映画もこのやり取りの延長だと思ってスムーズに入れると思う」と息の合った見事なかけあいを見せながらイベントは和やかに終了しました。