このたび、第69回ロンドン映画祭にて映画『レンタル・ファミリー』がプレミア上映を実施!ブレンダン・フレイザーをはじめ豪華キャストが登壇し、会場は大熱狂に包まれました。

ロンドンの現地時間10月8日(水)~10月19日(日)に開催中のロンドン映画祭において、映画『レンタル・ファミリー』が現地時間10月16日(木)18:00よりプレミア上映されました。
ロンドン映画祭は、英国映画協会(BFI: British Film Institute)が主催するイギリス最大の国際映画祭。世界各国から選ばれた最新の話題作や独立系作品、ドキュメンタリーなど、幅広いジャンルの作品が上映されています。今回、本作の上映会場となったサウスバンク・センター内の2700人収容のロイヤル・フェスティバル・ホールのチケットは即完売!当日は上映を待ちかねた様々な年齢や人種を問わず映画を愛するファンが詰めかけ、文字通り多彩な観客層で賑わいました。

レッドカーペットイベントには、主演のブレンダン・フレイザーをはじめ、日本人キャストの平岳大、山本真理、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽、そしてHIKARI監督が登場!会場には多くのファンやメディアが詰めかけ、ブレンダンの登場とともに大歓声が巻き起こりました。ブレンダンはファンの求めるサインや写真撮影に気さくに応じながら、「この素敵な映画をロンドンのみんなが楽しんでくれることを楽しみにしてるよ」と笑顔でコメントしていました。
満席の会場で行われたプレミア上映後には、エンドロールが終わると同時に大きな拍手とスタンディングオベーションが起こり、会場は熱気に包まれました。


上映に先立ち、HIKARI監督とブレンダン、平、山本、柄本、シャノンが登壇し、舞台挨拶とQ&Aも実施された。「とてもタイムリーなトピックを取り上げた映画だと思いますが、着想はどこから来たのですか?」という質問に対し、HIKARI監督は「東京のような大都会にいると、移り変わりの速さの中で多くの人が孤独を感じながら生きています。そんな孤独を感じる一人一人がつながっていく様々な経験を描きたくてこの物語を描き始めました」と返答しました。柄本は「このストーリーの何があなたを魅了しましたか?」という質問に対し、「人は限りある命を生きる中で必ず老いと直面する。ただ、老いや孤独が必ずしも悪いことだけではなく、向き合う中で自分の中の豊かさを見つけることもある。そこがこの作品の素晴らしいところです」と答え、会場の大きな拍手を誘いました。平と山本は自身の海外生活の経験が、本作の孤独とそれを乗り越える方法に大いに反映されたことを実体験とともに語り、本作が本格的な映画初出演となるシャノンは、「信じられないような体験でした。そして今ここに大勢皆さんの前で、こんな素敵な方々と一緒に舞台に立っていることが本当に信じられません」と語り、満場が拍手で迎えていました。
最後にブレンダンは「東京へのラブレターでもあり、孤独を感じながら生きている世界中の人々に向けた映画です。ここロンドンで私たちの愛を感じていただけると嬉しいです」と挨拶し、本作への想いを込めてQ&Aを締めくくり、会場から再び大きな拍手が送られました。


また、現地で本作を鑑賞した観客からは、鳴り止まぬ拍手とともに「信じられないくらいハートウォーミングな映画」、「優しさとスイートさに満ちた作品で笑顔を誘われた」といった賞賛の声が相次ぎ、SNS上や会場での反響も続々と寄せられています。
本作は日本でも、第38回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に正式出品が決定。日本を含むアジア最速上映となるアジアン・プレミア開催が予定されている。物語の舞台となった東京で行われるアジアン・プレミアには、HIKARI監督の来日に加え、柄本明、ゴーマン・シャノン 眞陽、木村文、森田望智、篠﨑しの、真飛聖ら個性豊かなキャスト陣も参加予定です。

他人の人生の中で“仮の”役割を演じることで、想像もしなかった人生を体験しはじめるフィリップ。日本での生活に居心地の良さを感じながらも、自分自身を見失いかけていた彼が思いがけず発見していく生きる喜びとは―?映画『レンタル・ファミリー』は2026年2月27日(金)より公開予定。本作の今後の続報にご注目ください!