この度、『ワイルド・ホース・ナイン』のワールドプレミアが第83回ヴェネチア国際映画祭で開催され、世界中の批評家・映画ファンから熱狂的な支持を獲得!人々を唸らせる最高評価を受けた傑作が2027年1月29日(金)に日本公開されることが決定しました。

ワールドプレミアには、過去、同映画祭において2作連続で最優秀脚本賞を獲得したマーティン・マクドナー監督をはじめ、ジョン・マルコヴィッチ、サム・ロックウェル、スティーヴ・ブシェミ、マリアナ・ディ・ジローラモ、アイリン・サラス、パーカー・ポージーらが集結。船上から彼らが姿をみせると会場からは大歓声が沸き起こり、映画界のレジェンドたちが勢揃いした、その圧倒的な貫禄とオーラに会場全体が最高潮の盛り上がりに。


プレミア上映の前に先駆けて行われた記者会見には、あらゆる人物像を演じきる無類の演技力で2度のアカデミー賞®ノミネートを誇る名優ジョン・マルコヴィッチ、マクドナー監督作『スリー・ビルボード』でアカデミー賞®助演男優賞を受賞したサム・ロックウェルに加え、スティーヴ・ブシェミ、マリアナ・ディ・ジローラモ、アイリン・サラス、パーカー・ポージー、そしてマクドナー監督が揃って出席。すでに浮上しているマルコヴィッチへのアカデミー賞®受賞の噂に沸き立つ記者らからの質疑応答に丁寧に応える様子も。
会見では、ジャーナリストの一人から、すでに受賞スピーチを書き始めているかと尋ねられたマルコヴィッチ。「それは実に親切なご質問ですね。私は長いキャリアを積み、脚本家、監督、俳優たちと素晴らしいコラボレーションを重ねてきました。彼らと競い合っているとは一度も感じたことがありません。私にとって何よりも嬉しいのは、この映画が注目を浴びることです。この映画には素晴らしい演技を見せる俳優たちが何人も出演しており、脚本も演出も素晴らしい。私にとって重要なのは、それなのです」と語り、自身への評価以上に、作品そのものが注目を集めることを喜ぶ名優らしい姿勢をのぞかせました。さらに、「私は人生を通して、大好きなことをやってきました。これからもそれを続けていくつもりです。引退するつもりはありません。時が来れば、周りが私を引退させてくれるでしょう。それが物事の自然な流れだと思いますから」とも語り、ヴェネチアの地で生涯現役を宣言!


脚本・監督を務めたマクドナーは、本作について「今の時代に対するちょっとした皮肉が込められている」とコメント。映画を「権威や、私たちに伝えられていることに対して疑問を投げかける」手段として使うのが好きだと語り、70年代のイースター島を舞台にしたCIAエージェント二人の物語を通して、現代社会にも通じるテーマをユーモアたっぷりに描いたことを明かしています。

そんなマクドナーならではの鋭い視点で描かれた物語は、映画界のレジェンドたちも魅了しました。マルコヴィッチは、自身とロックウェルが演じるキャラクターを「2人の間抜け」と表現し、出演を決めるのは「簡単な決断」だったと振り返っています。「以前、マクドナーが書いた脚本をいくつか送ってもらったことがあったが、他の仕事の都合で検討できなかった」とかつての経緯を語り、「今回のオファーが来た時、絶対にやると決めた。幸い、邪魔になるような予定は何もなかった」と、念願だったマクドナー作品への出演を即決したことを告白。
さらに、CIA南米支局長・MJを演じたスティーヴ・ブシェミも、「私はマクドナーを文字通りストーカーのように追いかけ回して、『絶対に私と一緒に仕事をしてくれなきゃ!』と言ったんです。そうしたら、彼は私にこの風変わりな上司役をオファーしてくれて。私は喜んで引き受けました」とユーモアたっぷりに出演の経緯を明かしたほか、マルコヴィッチ演じるクリスの長年の相棒・リーを演じたサム・ロックウェルは、リーとクリス、二人の劇中での関係性について語り、会場の笑いを誘う様子も。まさにレジェンドたちが勢揃いした貴重な会見の場は、最後まで質問が途切れることのない盛り上がりを見せていました。その後のレッドカーペットでも、現地に集まった映画ファンから大歓声で迎えられた彼らは、現地の声援にも応えつつ、プレミア上映が行われる会場へと向かっていきました。


マクドナー監督が5作目の長編映画として描き出した本作は、観る者の想像を遥かに超えるカタルシスへと誘い、ユーモラスかつ謎に満ちた展開でヴェネチアの観客を魅了。上映後には約15分間にわたるスタンディングオベーションが巻き起こり、今年の映画祭最長を記録!マルコヴィッチは感極まった様子をみせ、マクドナー監督も感動の表情に。本作のプレス向けに実施された試写ですら、スタンディングオベーションが起こる異例の事態になっています。



すでにマルコヴィッチのアカデミー賞®主演男優賞獲得も確実視されるほどの熱狂ぶりで、世界中から集まった批評家たちから絶賛の声が続々と到着。「まさにマクドナーの真骨頂(ハリウッドレポーター誌)」、「観る者の心を焼き尽くし、かつ涙が出るほど笑わせてくれる。(デイリー・テレグラフ誌)☆☆☆☆☆(満点)」、「ジョン・マルコヴィッチとサム・ロックウェルは完璧なコンビ。(ヴァラエティ誌)」、「(マルコヴィッチ)この役柄に無限の深みを築き上げている。彼の最高傑作(ハリウッドレポーター誌)」、「ブシェミにとって、天の恵みのようなハマり役(ハリウッドレポーター誌)」と圧倒的な最高評価が相次ぎ、ヴェネチアの地を大歓声と熱狂の渦に巻き込みました。現地時間9月12日に発表されるコンペティション部門の受賞結果にも大きな期待が寄せられる映画『ワイルド・ホース・ナイン』は2027年1月29日(金)日本公開予定。今後の続報にご注目ください!