10月30日(水)、第37回東京国際映画祭のサーチライト・ピクチャーズ設立30周年企画として、代表作6作品の内の1作『ジョジョ・ラビット』の記念上映とトークショーが実施されました!ゲストにお招きしたのは、GANG PARADEのテラシマ ユウカさん。『ジョジョ・ラビット』とサーチライト・ピクチャーズへの想いを語っていただきました。
■『ジョジョ・ラビット』について
テラシマさんが初めて『ジョジョ・ラビット』観たのは2020年の1月公開時。当時を振り返り、「1月にして今年のベスト映画が決まったと自信を持って言えるほど心に残った作品だったのを覚えています。」と明かし「劇場で映画を観た時、隣の方が海外の方だったんですけど、その方が上映中から号泣していたんです。それもあって、私はナチスとか、戦争とか、歴史の解像度が低いのかもしれない、と気付かされて…。歴史について学ばないと、と意識が変わるきっかけにもなりました。」と自身にも大きな影響を与えた作品になったとか。
そんな本作との出会いは「戦争というテーマが描かれている作品でありながら、ポップなビジュアルのポスターに惹かれた」と明かしており「“子ども目線で観た戦争”というものが描かれていて、だからこその見やすさもあるし、家族でも見れて教材のようにもなる映画だと思いました。こういう形で戦争の残酷さを知れるのも、良い機会なのではないかなと思います。」と本作ならではの魅力を分析しました。
■サーチライト・ピクチャーズについて
設立30周年を迎えたサーチライト・ピクチャーズのお気に入り作品は『哀れなるものたち』や『憐れみの3章』と告白。「ヨルゴス・ランティモスが好きなんです。他にも『グランド・ブダペスト・ホテル』も好きだし…好きな作品がありすぎます。サーチライト・ピクチャーズの作品は絶対にいい!という信頼がありますよね。」と熱弁し、盛り上がりをみせたトークショーは幕を閉じました。
サーチライト・ピクチャーズでは、ジェシー・アイゼンバーグとキーラン・カルキンがW主演を務める珠玉のロードムービー『リアル・ペイン~心の旅~』を2025年1月31日(金)に公開するほか、ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを全身全霊で演じた『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を2月28日(金)に公開予定。設立30周年を迎え、ますます勢いが加速するサーチライト・ピクチャーズは、今後も映画ファンの期待を裏切らない唯一無二の鑑賞体験をお届けします。
また、本作を含むサーチライト・ピクチャーズ代表作6作品の期間限定劇場公開が決定!11月22日(金)から、全国の映画館で順次上映予定となっています。
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